かもかて

いろいろ。

ツイッターであげたお話のネタみたいなの。

ヴァイル憎悪アフター。
色々あってレハト監禁追放って流れで。
「行く宛はあるか？」
城を出る日に現れたのは自らが追い出した女。同じ証を持つ者。
何をしに来たと低く言えば「迎えに」と彼女は笑う。共に過ごした時と変わらず、かすかに口角を上げるだけ。
「来い」
こちらに伸ばされた手を、その細腕をいっそ折ってしまえばよかったというのに。
玉座を降りた六代王は、一度は振り払われたその手を取った。
しかしレハトは手を握ったまま首を傾げる。
「奥さんは？結婚したと聞いたがどこにいる？」
「知らない」
「なに？」
「結婚？したよ、したから何四六時中一緒にいなきゃいけないって？やっと終わったのに、下らない茶番に付き合う気なんかない」
繋がった手に力を入れると、レハトは、苦痛か不快か、眉をひそめる。
:「ただ有用だから結婚した。もう顔も名前も覚えてない」
贅沢を覚え、節度を知らず、知恵を持たず、気持ちの悪い臭いをまとわりつかせ、毎夜伽をせがむ醜い女など、誰が好んで隣に置くものか。
「嫌いな私の事は覚えているくせにな」
はっとヴァイルが顔を向けるとレハトが「居ないならいい」繋いだ手を引く。
「君の知らない世界を見せてあげよう」
レハトはそう言って、ヴァイルの知らない笑みを向けた。


To be continued


パレットのテンプレ作ろうとずっと思ってたから作った。
んで、かもかてのキャラでパレット作ってみた。まだ調整するけど。
影の色も元色の横に足すと更に楽になるとおもうんだ。
あ、一番上はうちのレハトさん。他のものは本家様からいただいたものでしたから、今日中に横のは消します


描いてないキャラを描こうと思って描いてみたモゼーラさん色々。

後ろどうなってんの。











とりあえずここまで。

2010/09/07 (Tue) 未選択 Trackback() Comment(0)