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ちらしの裏側に書くようなどうでもいい事を書き綴る場所。 そして同意者を得たい、そんな人。
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君と一緒にいたいと願う僕はきっと少しおかしいんだ。
でもね、キヨが望んでくれたら僕はもっとおかしくなってもいい。
ねぇキヨ。
僕の大切なキヨ。
僕の大好きなキヨ。
僕をキヨと同じにしてよ。
君と同じ気持ちで、同じ世界で、君の隣を歩いてみたいって思ってるんだ。

キヨ、あのさ、君と居ると僕が知ってる僕じゃなくなるんだ。
キヨキヨキヨ、聞いてよ。
僕はキヨが好きになってくれる僕になりたいんだ!

------------------
キヨと王子
「君と歩く  ―1―」

「キヨ」
一人の美しい男が目の前を歩く女に声をかけた。
「あぁ、今度はなんだってんだよ」
女は眉間に強く皺を寄せて振り向く。
「うん、手を繋がない?」
美しい男はこの世のものとは思えないような美しく清らかな微笑でそう言う。対して女は心底不機嫌な顔で「いやだ」と一言返し、また歩き出す。
「この僕のお願いを聞いてもらえないのかな?」
「うっせぇよ、この場所ではテメェはただの野郎だ」
「でも君は何処にいても」
男は美麗すぎる微笑のまま、歩く女を追いかけ、その手首をつかんだ。「ああああっ!!!!」刹那女の体が跳ねる。
「君は僕のものなんだから言う事聞いてよぉ」
「いったい!!!やめろばか!!やめろやめろやめろっ!!!」
男の手を振りほどこうと女は腕を引き寄せようと藻掻くのだが、一向に腕が動かない。男は笑みを貼りつけたまま「じゃあ手をつないで?」女の体を引き寄せ、 耳元で甘く囁く。
「やめろ●違い野郎!!!気持ちが悪いわ!!」
「じゃあ噛み千切ってあげようか」
気持ちがいいかもしれないよ、と目を細くして男は囁き、「君はオイシイから」女の耳朶を舐め上げる。
「やめろつってんんだろうが変態!!」
歯を食いしばり、足を思い切り後ろへ蹴り上げる。男は笑い声をあげながらそれを軽く避ける。
「っ、ああ、くそ。ヒビいってんぞ、これ」
掴まれていた手首をさすり「変態王子」女は男を睨んだ。男は首を傾げ「好きでしょ、こういうの」「わたしは至ってノーマルだよ、サド野郎」「キヨには今ま でで一番優しくしてるんだけどなぁ」向けられた怒りなど分かっていない。

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ただの変態。そして厨二病患者。更に重箱の隅を突つき隊。
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